継続企業をつくる法則「開業リポート」
ドリームゲートと弥生株式会社では、4188名の創業者(個人事業主含む)を対象に、大規模なアンケート調査を行った。その結果、「経営がうまくいっている企業群」と「経営がうまくいっていない企業群」とを比較し得られた結果を要約したものが「開業リポート」である。これから起業を目指す方々が成功するためには、どんな点を意識しなければいけないのかを解説している。
安全率が高ければ高いほど、事業は長く継続できる
「安全率」とは、保有しているキャッシュと毎月の運転資金の割合である。
この比率が高いほど、事業の継続が可能になる。
右の棒グラフは、黒字経営している企業と、赤字経営に陥っている企業との、安全率の違いを表している。
いずれの年次で比べても、黒字化企業よりも赤字化企業の方が安全率が低い。