ネットショップ

安全率は3.87ポイント。ギャップ率は50.0ポイント。同じ小売業ではあるが、小売店舗よりは高い数値が出た。売上で4500万円程度、平均従業員が2.44人ということから、仲間で運営する小規模企業が平均ということも理由のよう。ネットショップとはいえ、オフィス、サーバ賃料、ECモール出店料などに意外と運転資金がかかる。また、原価は多額の仕入れが発生するため小売業と同様に高く、クレジット決済等を活用しているケースも多いので、売れてもすぐには現金化できない。現金化のタイムラグの存在も、ネットショップの安全率が高い要因の一つだ。

この業界で起業を目指すなら…
とんがった商品構成が一番のカギ。実店舗と同じ真摯な接客で勝負!

「実店舗を持たなくてもOK」「世界に向けて24時間営業可能」がネットショップの最大の特徴だ。今では、サイトの作成から、商品管理、受発注管理、決済管理までをパッケージにした、ASPサービスがネットサーフィンすればいくつでも見つかる。誰でも、出費を抑え、簡単に開業できる環境が整ったわけだが、それゆえ、零細から超大手人気ショップまで、数えきれないくらいのネットショップがバーチャル空間に誕生することとなった。

しかし、戦略をしっかり立てていなければ、誰にもアクセスされないまま終わってしまう。そのため、多くのショップがコストをかけてでも大手ECモールへ出店することで、認知度不足を解消している。ただし、開店までに準備すべきことは店舗と同じ。商品の仕入れルートの確保、メールなどでの接客サービス、トラブルがあった場合の対処方法は当然として、商品の配送方法・営業体制も確立しておかなければならない。

膨大なショップの中から、自分のショップを見つけてもらうためには、とんがった商品構成が一番の差別化となる。そこで小さな火を付けることに成功すれば、SNS、ブログなどのツールを活用した、ネット特有のバイラル(口コミ)マーケティングが生きてくる。そして、小さな火を大きな炎に育てるためには、真摯な顧客サービスを提供し続けるしかない。