ハワイ雑貨、コーヒー豆などを輸入してネットショップで販売。1年の半分は海外で生活の女性起業家のステキなライフスタイル
公開日: 2015/03/30
最終更新日: 2019/11/22
目次
冒頭
アロハ マーメイド/株式会社ウォーターフィールド44
代表 水野 裕子 Yuko Mizuno
事業内容 | 海外から輸入した雑貨、コーヒー豆、アクセサリー、イールスキン製品の販売 |
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所在地 | 東京都港区南青山 |
事業計画書の安全率 | 4.59 |
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1:事業内容 ハワイ雑貨やコーヒー豆、手作りのアクセサリーやイールスキン製品を扱う卸売から、ネットショップでの販売事業も展開
2:創業のプロセス・苦労したこと デザイン学校時代のヨーロッパ研修がきっかけで輸入ビジネスの道に。やりたい事をやっていたら、自然と起業していた
実家が自営業だったので、自然と経営マインドは身についていたように思います。自分でビジネスをしたいと思った最初のきっかけは、デザインの学校に通っていた時に、研修で1か月間、欧州をまわったんですね。そこでヨーロッパの雰囲気にときめいてしまって、ヨーロッパ製品を扱う仕事をしたいと思い、欧州から服の生地を輸入する会社に入社しました。ここで輸入ビジネスについてのノウハウが身につきました。
その後、ある事情により外資系保険会社に転職して、営業のお仕事をしていたのですが、同時に1999年からコーヒー豆を個人輸入して販売するビジネスを開始していました。
転機となったのは2000年頃だったか、ハワイにいる知人から誘いを受けて、リーサンズという有名メーカーが日本進出をするということで、その立ち上げを関わる事となったんです。
3:お金と計画に関する考え方 法人化して2年間は会計ソフトを使って自分で帳簿付け。卸売業から自社での直販比率が高まり、事業計画を再度立案中
私のビジネスの最初は個人事業でしたから、事業計画書と呼べるようなものはないままスタートしていました。また、リーサンズとQ.V.Cとの取引も、先方にいわれるがまま、とにかく売る商品を輸入して納品するという仕事でしたので、販売計画なども不要でひたすら輸入をしていれば良かったんですね。業態としては卸売業ですが、買い手が決まっていたので資金繰りにも悩まなくて良く、とても恵まれた事業環境だったと思います。
ただ、ここ数年は自分で売りたいものを売るようになってきたので、事業計画を改めて作っている状態です。ネットショップで売るほか、百貨店での催事に出展したり、カタログ通販の会社に商品を提供していたりします。また、新たな販促方法として、ブレスレットやキャンドル作り、コーヒーなどをテーマにしたワークショップを開催していますね。ワークショップ経由で当社の商品に興味を持っていただいて、売上につなげています。
2007年に法人化したのですが、会社設立して最初の2年間は弥生会計を使っていました。今はビジネスが忙しいので、顧問の税理士さんに経理業務全般をお願いしているのですが、最初は自分で帳簿付けや会計管理を行っていた事は、とても勉強になりましたね。
輸入販売のビジネスは、商品の輸入手続きから、海外の取引先への支払、在庫管理などで間接業務が多いので、最新の数字を常に把握している事は、経営上とても重要だと思います。それこそ販売見込みを間違うと資金繰りが一気に悪くなったりしますので、そうした点への注意を欠かさない事は、事業を続けるうえで重要な仕事の1つですね。
4:これから開業する方へ 想いは実現する。迷わずに挑戦してほしいけど、多角的なものの見方は忘れないように
これから起業する方にメッセージですか。私が一番大事だと思うのは、多角的に考える事ですね。自分の好きな事をやっていても、偏った物の見方をしないように、バランスを取るように心がけるべきだと思います。
ただ、私の場合は、自然と起業してしまっていたというか、大きな流れみたいなものがあったように思います。ちょっと不思議がられるのですが、会いたいと思った人が向うから来たり、やりたいと思った事は実現したり。想いが実現するというか。なので、私のアドバイスはあまり参考にならないかもしれません(笑)。
私は海外にいるのがとても好きなので、とにかく海外に居られるように仕事をしたいということで、今のビジネスになったのだと思います。もちろんビジネスですから辛い事もたくさんありますが、その分、ステキな人達との出会いもあり、今の私があるのだと思いますね。
自分のやりたい事のために起業が必要であれば、迷わずに思い切って挑戦したほうが後悔もしないですし。人生は一度きりですから、好きなこと、やりたい事をやって生きたほうが良いですよね。