ネットショップを運営するにあたり、法人化するメリットについて

公開日: 2017/02/24  最終更新日: 2019/11/22

QUESTION

現在、ネットショップで地元に名産(特に果物)を販売しております。

今までは週末起業的な形で運営を行っておりましたが、3カ月以内を目処に会社を退職し、こちらをメインに頑張ろうと思っています。

ご相談を差し上げたいのは、ネットショップを運営するにあたり、法人化するメリットについて教えてください。

実は副業といっても、年間400万円の利益が出ており、今後も600万円位の利益を見込んでおります。以上を踏まえ、法人化のメリットや法人化するべきかどうかについてアドバイスをお願いいたします。

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ANSWER

1. 営業上のメリット

   購入者からの信頼度が大幅にアップします

   社員を採用する時に良い人材が集まりやすくなります

   決算月を年末の12月にする必要が無くなります

2. 節税メリット

   個人事業所得が役員報酬に変わり、給与所得控除という所得控除が認められます。

   配偶者に払う給与が一定以下の場合、給与を払いつつ、配偶者控除が使えます。

   法人の所得が0円になるように役員報酬を決めると、事業税がかからなくなります。

   役員の退職金や生命保険料が傾斜の経費にできます。

   役員の住居を役員社宅にすることで、家賃の一部を経費にできます。

   遠隔地に実際に仕入に行く場合等に非課税で出張手当を支給できます。

   赤字が出た場合の翌年以降への繰り越しが個人事業の場合は3年分しかできないが、法人の場合は7年間に伸びます。