QUESTION

福岡県で個人事業主をしています。海外で服を買い付けて、日本で販売しています。基本的にECサイトで販売しています。一昨年からInstagramのリール広告に衣服の写真とURLを載せたところ、堅調に売り上げが伸びました。

自分だけでは人手が足りないこと、いままで自宅を事務所としていたので、人員を拡大しても狭くて働けないです。

なので、事務所を開設したいと考えており、物件を探しています。

また売上が大きくなることを見越して、大きめな物件を借りて、ゆくゆくは国内の古着屋を顧客とした、古着卸をしたいと考えています。

ただ、事業を拡大するにあたって初期投資、物件探し、事業計画、人材確保などに関して不安があるので、その部分でアドバイスが欲しいです。お願いします。

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ANSWER 事務所開設のメリットを考えること、アクセスや大家さんとの信頼関係などが重要になるでしょう。

初めまして。ドリームゲートアドバイザーの中小企業診断士、水谷弘隆です。疑問・不安点などについて解説していきますね。

(1)事業の拡大とリスクのバランス

• 新たな事務所の開設はコストが増加しますが、それに見合ったリターンが期待できるかどうかをしっかり検討する必要があります。
• 新事務所のメリットをリストアップし、それが売上や利益の増加にどれくらい寄与するかを概算してみることをおすすめします。

(2)初期投資の検討

• 初期投資の大きさや期間を明確にし、その後の回収期間や収益性を確認することが重要です。
• 一時的な初期投資を回収するための売上増加が現実的か、検証を行うことをおすすめします。

(3)新事業の計画性

• 新事業を始める際は、地域性や市場調査を基に、その需要を正確に捉えることが大切です。
• それぞれの新事業に対する具体的なビジネスプランを立案し、実現可能性や収益性を検証することをおすすめします。

(4)物件選びの注意点

• 物件選びは非常に重要です。安くても、アクセスや立地、設備などがビジネス展開に不向きであれば意味がありません。
• 物件との契約内容や期間、更新条件などをしっかりと確認し、将来的な柔軟性を持って対応できるようにすることが重要です。

(5)人材確保の戦略

• 地方都市では人材確保が難しい場合がありますが、その地域の特性を活かした採用方法や研修・育成の方法を考えることで、長期的な人材の安定供給を図ることが可能です。
• 地域密着型の事業展開や、地域との連携を強化することで、地元の人々との信頼関係を築き、人材確保のサポートを受けることも考えられます。

(6)賃貸物件との関係性構築

• 大家さんとの良好な関係は非常に重要です。信頼関係を築くことで、将来的な事業展開や契約内容の変更など、柔軟な対応が可能となります。
• しかし、ビジネスの決断をする際は、感情や個人的な関係よりも、事業の利益やリスクを最優先に考慮することが重要です。

この質問に回答した専門家

水谷　弘隆(みずたに ひろたか)

One Step Beyond株式会社

MBA/一般社団法人ビジネスモデルイノベーション協会ジュニアコンサルタント/中小企業診断士
これまで数多くの経営支援・著者輩出を行い、2016年に経営コンサルタントとして独立された水谷アドバイザー。
起業における全てのフェーズで的確な回答をしてくださる信頼できるアドバイザーさんです。
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