QUESTION

現在、日本で働いています。今後、海外に会社を設立し、自分も移住することを考えています。

その手続きにあたって、「1年分の収入が分かる書類」を提出してくださいと言われました。

所得金額が記載されている公的な書類はどのようなものがあるのでしょうか？

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ANSWER 納税証明書、課税証明書、確定申告書などがあります。

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所得税（税務署）
税務署で発行される証明書にはいくつか種類がありますが、所得金額が記載されるのは、「納税証明書（その2）」になります。

こちらに記載される所得金額は、青色申告等の控除後の所得金額が記載されます。つまり、確定申告書 第一表の左側の中段「所得金額等」に記載の所得金額になります。

住民税（市区町村）
各市区町村で発行される「課税証明書」にも所得金額が記載されます。こちらに記載される所得金額も、青色申告等の控除後の所得金額が記載されます。

青色申告控除前の所得金額等の証明
青色申告控除前の所得金額、あるいは収入を公的な資料で証明したいとなると、確定申告書になります。正確には、

• 紙で提出の場合：収受印（受付印）が押された確定申告書
• 電子申告の場合：受付日時等が記載された確定申告書

になります。

この質問に回答した専門家

森　滋昭(もり しげあき)

森公認会計士事務所

行政書士/実用英語技能検定１級/実用フランス語技能検定３級/登録政治資金監査人/FP(フィナンシャルプランナー)/公認会計士/税理士/中小企業診断士
誠実な人柄とわかりやすい説明で、多くの起業家や中小企業の資金繰りや資金調達の支援をされている森アドバイザー。資金調達や資金繰りでお悩みの際にお勧めのアドバイザーです。
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