起業前の仕事の確定申告の申請について

公開日: 2017/02/17  最終更新日: 2019/11/22

QUESTION

起業準備を行っています。現在起業前に仕事が取れそうなのですが、もし今年度中に起業しなければ、確定申告は何所得で申請するのでしょうか? また、顧客への請求書・領収書は私の個人名でよいのでしょうか?

【無料】事業計画作成サポートツールなら、3分で事業計画書が無料で作れます。さらに作成した事業計画書を先輩経営者と比較した順位も判定。要チェック!>>

ANSWER

所得の種類には10種類の所得があります。

このうち迷うとすれば、 

・「事業」=対価を得て継続的に行われるもの(営利性有)で一般的に事業と認められるもの

・「一時」=その名のとおり一時的なもの(営利を目的とする継続的なものではない)  

・「雑」=9つの所得のいずれにも該当しないもの

だと思います。

起業前に行った「副業」という点で迷われたのだと思いますが、税務上では、形式ではなく実質で判断するという考え方があります。

したがって、開業の届出前であっても、その副業の内容が実質どの所得に該当するかでお考えください。

顧客への請求書・領収書は個人名で特に問題ありません。