決算月はどのように決めればよいのでしょうか?
執筆者:ドリームゲート事務局
公開日: 2017/02/16
最終更新日: 2024/02/26 QUESTION
現在起業準備中なのですが、起業の際に会社の決算月をどのように決めてよいのか判断しかねております。どのように決めるものなのでしょうか?
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ANSWER 税理士の繁忙期・決算書の見栄え・資金の余裕などを考慮して決めましょう。
税理士の繁忙期を避ける
多くの会社は3/31、12/31に決算日を定めています。そのため決算日から2か月ほど税理士は決算書を作成するために忙しくなります。一方でそれ以外の期間は比較的余裕のある状態になります。税理士の繁忙期を避けることで、決算の対応を丁寧に行ってもらえることがあります。
決算書の見栄え
金融機関からの融資を考えている場合は、決算書が黒字になるように決算日を設定しておきましょう。創業間もない企業だと、少しでも赤字の決算年度があると融資がおりないことがあります。
資金に余裕を持たせること
決算日から二か月以内に法人税、住民税、事業税、消費税を納めなくてはなりません。支払う額が大きくなることが予測されるので、支払いに余裕がある時期に決算日を定めるのも1つの考え方です。
また、決算月の変更手続きは、税務署、県税事務所、市役所に異動届を提出することと、定款を変更することのみで可能です。
事業年度は1年を越えることができませんので、1回は1年以下で決算をしなといけません。
それほど大変な作業ではないかと思います。