業務のアウトソーシング費における源泉徴収について

公開日: 2017/12/15  最終更新日: 2020/03/25

QUESTION

業務のアウトソーシング費用における源泉徴収について教えてください。
クラウドワークス、ココナラ等のアウトソーシングサービスを利用した際、従業員個人にて契約を行い、支払い処理を実施した場合は源泉徴収は不要なのでしょうか。

言語翻訳やデザイン等は源泉徴収対象となりますが、上記の場合、個人契約にて支払い処理を行うため、アウトソーシング先のフリーランサーに対して源泉徴収の要否が不明確となっております。

お手数ですが、ご教示頂けますと幸いでございます。

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ANSWER

簡潔に申し上げますと、源泉徴収が必要になります。
理由は、「クラウドワークス、ココナラ等のアウトソーシングサービス」を利用した際の支払金額を、会社の経費に計上することになるからです。
※別の言い方をすれば、会社の業務として支払っているからです。

確かに、個人が個人的に「クラウドワークス、ココナラ等のアウトソーシングサービス」を利用した場合の支払については、源泉徴収は不要です。

しかしご質問の場合、支払ったのは個人(従業員)ですが、あくまで会社の業務として支払っているため、源泉徴収が必要になります。
税務署の側から見れば、このような支払について源泉徴収が不要だとすると、源泉徴収が必要な支払について簡単に源泉徴収逃れができてしまうことになるからです。

※ドリームゲートオンライン相談を参照