仕事と自宅が兼用の場合の通信費の処理方法について

公開日: 2017/03/02  最終更新日: 2019/11/21

QUESTION

通信費についてですが、現在仕事用と自宅用で、携帯電話とパソコンのプロバイダを使っているのですが、経費にするには、それぞれどのくらいの割合でできるのでしょうか?

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ANSWER

通信費についてですが、事業用として、どのくらい利用しているのかで判定します。

携帯電話は、通話明細等がわかるので事業用と個人用とに、分けることが可能かと思われます。ただし、月々の平均的な、事業用利用割合が算定できればその割合でもいいでしょう。

インターネットのプロバイダーとなると、これは、なにか明細があるわけでもないので、自分で決めるしかありません。この場合、仕事のメールと個人的なメールの割合で分ける等になりますが、以下の点を注意していただければ、いいのではないかと思います。

1.事業用割合を算定する場合には、何か算定根拠(計算式等)を残してください。

2.事業用として按分する割合を決めた場合には、それを継続適用してください。

事業と個人の区別を曖昧にすると、税務調査で修正させられたり指導されたりします。きちんと、算定根拠等を用意しておかれたほうがいいと思います。事業用の経費を明確に区別することは、税務調査のためだけでなく、事業での利益を正確に把握するためにも大いに役立ちます。