社員が飲むコーヒーとお客さんが飲むコーヒーそれぞれの経費処理

公開日: 2017/03/02  最終更新日: 2019/11/21

QUESTION

社内で使用するコーヒー代等は、お客さんに出す場合と社員が飲む場合がありますが、処理が違うのでしょうか?

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ANSWER

社内のコーヒー代等についてですが、お客様のお出しするものは「会議費」で、社員用には「福利厚生費」の勘定科目が妥当だと思います。社員用の配置薬等も「福利厚生費」が妥当だと思います。

しかし、購入したコーヒーを社員とお客様の両方に兼用する場合には、厄介ですね。両者を区分して、別のものをご準備すれば経理処理もすっきりするのでしょうが、兼用の場合には合理的に価額を区分する必要があります。例えば、使用頻度を見積もりして、区分計算すれば良いと思います(お客様分3割、従業員分7割等)。

また、適用する科目については、外部公表される計算書類等には公正妥当な会計処理の基準が適用されますが(企業会計原則)、社内において管理する場合(管理会計)には、分かりやすい科目を設定すれば宜しいかと思います。