仕訳帳の締めについて

公開日: 2017/03/02  最終更新日: 2019/11/21

QUESTION

ANSWER

【帳簿の締め切りについて】 帳簿の締め切り時期についてはそれほどナーバスになることはありません(もちろん、決算のときにはきちんと〆ないといけませんが)。

要求されているのは、正しい簿記のルールにしたがって書類を作成し、資料を保管することです。

ではなぜ簿記の教科書などで毎月締め切っているかといえば、マメに確認しなければ、間違いを発見することが難かしかったり、決算のときにとても時間がかかってしまうからといえるでしょう。会計は複雑に絡み合って集計されますので、手計算や独自に表計算ソフトなどで行おうとすると、うまく合わなくなってしまうことが多々あります。しかも、問題点を見つけるのが非常に難しいです。ですから、松野様が手計算や表計算ソフトを用いて集計されているのであれば、(毎月とはいいませんが)適宜、締め切られることをおすすめします。会計ソフトを使われているのであれば、適宜データを入力するだけで、それほど心配されることはないと思います。締め切るというよりも、現金や預金の残高を確認したり、売上高の推移などをチェックして今後の経営に役立てるということを意識されると良いかと思います。