医療費は、会社の経費になるのでしょうか?

公開日: 2019/04/12  最終更新日: 2020/07/02

QUESTION

建築板金業を営んでおります。仕事中のちょっとした怪我・風邪などで病院にいった場合、医療費は会社の経費になるのでしょうか?

【無料】事業計画作成サポートツールなら、3分で事業計画書が無料で作れます。さらに作成した事業計画書を先輩経営者と比較した順位も判定。要チェック!>>

ANSWER:原則、医療費は経費にならない

◆経費になるのか?
基本的には、医療費は、会社の経費にならないと思ってください。

ただ、全てがダメかというと、そうではなく、病院にかかることになった直接の原因によって変わってきます。

会社での業務中の場合
→その医療費を会社が負担することになったときは、会社の経費とすることができます。

例えば、現場での高所作業中に転落して、足を骨折したというように、現場でのけがであれば、経費に計上できます。

直接の因果関係が明らかではない場合
→経費にはなりません。

例えば、現場で発ガン性物質を毎日吸い込んでいたことによって、ガンにかかったというような場合には、経費にはなりません。なぜならそれが直接的な原因であるかわからないからです。

このように”直接の原因”かどうかで決まります。
ご質問にあった、風邪も原因が業務とは言い切れませんので、経費にすることはできないと思われます。

◆医療費控除について
条件が合えば、医療費控除という制度を行える場合があります。

・医療費控除とは
1年間に自己または家族のために支払った医療費が一定の金額を超えた場合(一般的には10万円超)に、所得税が安くなる所得控除という制度の一つです。
これにより、所得税および住民税を軽減することができます。

対象となる医療費の種類や手続きなど、詳しくは国税庁のホームページに掲載されていますので、そちらを参考にしてみてください。

◆労災保険について
労災保険というものがあります。
現場でけがをした場合には、現場によっては、労災保険に加入していて、下請けにも適用になる場合がありますので、まずは、労災保険を使えるかどうか確認されたほうがいいと思います。

◆まとめ
基本的には経費に計上することはできません。
しかし、条件によって異なるため、自分がどこに当てはまるのか確認してみましょう。