屋号・氏名の記載について
QUESTION
昨年よりフリーランスとして仕事をしています。
自分が発行する見積書、請求書には「屋号・氏名」を記載していますが、印鑑は「屋号」「氏名」のどちらを押すのが良いでしょうか?
また、お店でもらう領収書は「屋号」「氏名」のどちらを宛名に書いてもらうのが良いでしょうか?
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ANSWER
見積書、請求書の印鑑は、特に決まりがありません。 屋号、個人の氏名どちらのケースもあります。 体裁としては、屋号の角印を作成し捺印するのが良いと 思われますしこのケースが多いように見受けられます。
お店でもらう領収書は、税務上「屋号」でもらうのが良いでしょう。これも特に決まりはないですが、税務上個人事業で一番問題になるのが個人の生活上の経費か、事業の経費かというところです。 この区分を明確にする意味でも事業の経費は「屋号」でもらうのが良いでしょう。
※領収書上の留意点
A)「上様」、「お品代」という領収書はいただけません。必ず、物品名は記入してもらうこと。
B)もらった領収書にも、何の用途で使用したかをメモで記入する癖をつけてください。
C)領収書が取れない場合、とり忘れの場合でも、「何時」、 「誰に」、「何の用途で」そして「金額」をメモにして領収書の代わりとすることも出来ます。
D)これは、税務上の経費認定は、領収書がある、無しではなく、実態として帳簿処理している経費が支出されているかどうかが基準となるからです。