起業時のホームページ作成費用などの計上について

公開日: 2017/02/23  最終更新日: 2019/11/22

QUESTION

起業時のホームページ作成費用および毎月のレンタルサーバー管理・運営費用の勘定科目は、「広告宣伝費」として計上されるのですか?それとも「販売促進費」ですか?

また、ホームページの内容によっては特殊性がある場合、資産計上する必要があるようですが、基準等ありましたらお教えください。宜しくお願いいたします。

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ANSWER

通常、ホームページは企業やその企業の製品のPRのために制作され、内容も頻繁に更新されるものなので、その制作費用を「広告宣伝費等」で処理します。

基本的には「広告宣伝費」も「販売促進費」も同じような性格と思ってください。ただし、制作したホームページの効果が1年以上に及ぶものや、ホームページ制作費の中に、例えば「データベース」等とアクセスするための「プログラムの作成費用」等が含まれている場合には、この部分については金額によっては資産計上することになります。

企業のホームページは税務上のイメージでは「紙による会社案内・製品カタログ」ではなく、「パソコン画面上の会社案内・製品カタログ」というものとお考えいただければイメージしやすいのではないでしょうか。資産計上するかしないかは「単なる電子パンフレットの制作費用」なのか「プログラムの制作費用」なのか、また効果が1年以上に及ぶのか及ばないか(更新の頻度)が基準となると思います。