社員のボーナスや退職金は毎月の売上からどのように積み立てていけば良いのかがわかりません。

【無料】事業計画作成サポートツールなら、3分で事業計画書が無料で作れます。さらに作成した事業計画書を先輩経営者と比較した順位も判定。要チェック！＞＞

◆ボーナスについて

会計上、賞与引当金という引当金を計上し、同時に賞与引当金繰入という費用を毎月計上しておき費用を平準化します。

また、同時に定期積立などで同額のお金を別途確保しておくという方法で対応されるとよいと思います。

◆退職金について

正直言って中小企業には一括で支払うのが非常に大変と言うこともあり、「中小企業退職金共済」という制度があります。これは、会社側は支払った掛金が全額損金に計上でき、従業員側としては、たとえ会社がつぶれたとしても退職金を受け取れるというメリットがあります。また、国庫からの補助も若干つきますので利回り面でもお得です。

ただし、２年程度でやめられてしまうと、支払った掛金よりも従業員への実際の支給額が少ないので損をすることがあり得ます。 また、懲戒解雇の場合でも満額支給されるのでそれがいやという方は国庫に納めてくださいということはできますが、会社に返してくださいとはいえないというデメリットがあります。 つまり、一度支払ったものは戻ってこないと言うことです。