中古車を5年ローンで購入。償却後、残り期間での処理はどうなりますか?

公開日: 2017/02/23  最終更新日: 2019/11/22

QUESTION

車が古く故障寸前なので、早めに買い替えを検討しております。(中古車購入を検討中です)

車両の耐用年数は4年ですが、それ以降は経費として計上はできますか?(月々ローンで5年間支払いを考えています)

もし、計上できない場合は5年目以降は個人負担となるのでしょうか?

【無料】事業計画作成サポートツールなら、3分で事業計画書が無料で作れます。さらに作成した事業計画書を先輩経営者と比較した順位も判定。要チェック!>>

ANSWER

中古車の購入をご検討のことですが、耐用年数表に定められた年数は、新品の購入の場合ですので、中古資産の場合、耐用年数を見積もりする計算方法が定められており、その資産の使用可能期間や経過年数を元に計算しなければなりません。

当然、新品よりは年数は短くなり、もっとも短い場合で、2年となります。

耐用年数を経過した後の経費計上は、減価償却では、耐用年数に応じて、税務上は取得価額の95%まで、償却費の計上が可能です。その償却が終了しても、例えば、修繕、車検、自動車税、保険料など、車を事業用として使い、その維持管理に関する費用は、計上可能です。

また、5年のローンで支払予定とのことですが、そのローンで支払う利息・手数料部分のみ、経費計上可能です。もちろん、耐用年数を過ぎたあとの支払であっても、事業用車両の取得に関するものであれば、問題ありません。