委任販売での会計処理
公開日: 2017/02/23
最終更新日: 2019/11/22
QUESTION
友人が自分の資金で仕入れてきた服を私の店に置き、売価の25−30%を私に支払う場合、会計処理はどうするべきなのでしょうか?
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ANSWER
委託販売契約の場合、あくまで委託元の商品を代わって販売してあげるだけですので、在庫責任だけでなく売り上げも委託もとのものになります。
通常は一ヶ月などの期間を決めて、売れた金額と手数料の報告を行い、売れた金額から手数料を差し引いた金額を振り込みます。そのようなことからレジではご自分の商品の売り上げなのか委託元の商品の売り上げなのかを明確にわかるようにしていただく必要があります。
処理上は委託元の商品売り上げは「売上高」に集計せずに「預り金」などに集計しておき、精算書作成時か支払い時に手数料相当の売り上げを計上するのがよいと思います。委託元の商品であっても通常の売価のように消費税をいただき、こちらがもらう手数料にも消費税を上乗せしてもらってかまいません。