青色申告に必要な帳簿を教えて下さい

公開日: 2017/02/23  最終更新日: 2019/11/22

QUESTION

社労士事務所の開業を予定しています。

そこで、青色申告をしようと思っているのですが、必要な帳簿等はどういったものなのでしょう?

【無料】事業計画作成サポートツールなら、3分で事業計画書が無料で作れます。さらに作成した事業計画書を先輩経営者と比較した順位も判定。要チェック!>>

ANSWER

自分で振替伝票を記入し、そこから総勘定元帳を作成するという手書きの方法もあるのですが、最近では自分で記帳をする場合は、会計ソフトを使っているというパターンがほとんどです。

青色申告をする場合、青色申告特別控除等の特典がある代わりに簿記の法則にしたがって記帳し、請求書等の書類も7年間保存しなければならないなどの要件があります。

最低限必要となる帳簿は、「総勘定元帳」です。すべての科目の動きを記入したもので、貸借対照表、損益計算書のベースになるものです。

青色申告の届出書を出す際に備え付け帳簿を選択する欄がありますが、現金出納帳、普通預金帳、売上帳、仕入帳、経費帳などすべて総勘定元帳でカバーすることが出来るので、特に個別に作成する必要はないかと思います。

ただ、現金の動きだけは、日々つけておかないと分からなくなるので、現金出納帳だけはエクセル等で作成されてもいいかもしれません。預金は通帳を見れば分かりますし、売上経費については領収書・請求書を見れば分かるのですが、現金だけは入出金をつけていかないと手許の残高と合わなくなる事が多々あります。