領収書の保管方法について

公開日: 2017/02/16  最終更新日: 2019/11/22

QUESTION

領収書は、項目別(物品購入代、光熱費、交通費等など大学ノートに別々にわけて貼っていった方がよろしいのでしょうか? 

それとも日付順に貼り付けていったほうがいいのでしょうか?

【無料】事業計画作成サポートツールなら、3分で事業計画書が無料で作れます。さらに作成した事業計画書を先輩経営者と比較した順位も判定。要チェック!>>

ANSWER

領収書の管理方法は、今後の帳簿の整理をどうするかによってやり方も変わってくると思います。

1. 総勘定元帳を作成する

市販の簡易な経理ソフトを利用すると自動的に作成されるものです。その結果、青色申告控除として、年間55万円の特典が得られます。この特典は、経費を全く使っていないにも関わらず、自動的に年間55万円まで経費として控除できるというものです。

⇒領収書を見ながら、片っ端からパソコンに入力することになりますので、整理の仕方などどうでも良いのです。最低でも、領収書を月毎に区分して封筒に突っ込んでおけばよろしいでしょう。日付順・科目毎に整理する必要はありません。

2. 多桁式簡易帳簿を利用する

・これは極めて簡易な方法で収支計算を行うもので、地域商工会議所などで良く利用されるものです。縦欄に「日時」横欄に「勘定科目」が付されたもので、日毎に科目毎の合計金額を記載していくものです。青色申告控除として10万円だけの特典しかえられません。

⇒日毎・科目毎に集計する必要がありますから、領収書は日付順かつ科目毎にまとめていく必要がございます。 いずれの方法でも、台帳に領収書を貼るか否かという問題は残ります。日付順(科目毎)に貼っていけば、綺麗だし、一覧性もあるし、教科書どおりに言えばそうした方がよろしいでしょう。ただ、手間はかかります。