中古車の会計処理について
公開日: 2017/02/16
最終更新日: 2019/11/22
QUESTION
会社を設立する時に、自動車を現物出資いたします。50万円ほどの価値があると思っています。中古の車なのですが、会計処理はどうなるのでしょうか?また、耐用年数を調べるにはどうしたらいいでしょうか?
【無料】事業計画作成サポートツールなら、3分で事業計画書が無料で作れます。さらに作成した事業計画書を先輩経営者と比較した順位も判定。要チェック!>>
ANSWER
■現物出資について
本件はまず、「50万円」が適正かどうかを、 弁護士や税理士の証明を受けないといけません。 (商法280ノ8、173) また、車検証の名義も設立後速やかに 当該法人へ変更する必要があります。
以上から、仮に60万円が適正な時価としても、社外へのキャッシュアウトで目減りします。また、手続き上も煩雑です。
別の方法として、オーソドックスに金銭で出資をし、当該会社から本件の車両を購入するという方法もあります。
■耐用年数について
中古車であっても、新車の耐用年数で償却できます。その分、初期の節税度は低くなります。ですから、できるだけ耐用年数が残り少ないように適正に計算することが望まれます。 耐用年数を調べる方法ですが、税務署からの配布物はありませんので、 一般書籍か、 インターネットで調べなくてはなりません。