会計不備の修正方法、ミス防止の方法を教えてください。

執筆者:ドリームゲート事務局
公開日: 2017/02/16  最終更新日: 2024/02/26

QUESTION

印刷会社を経営しています。社員数名で営んでいます。

決算をしていたところ、前年度(すでに決算済み)の会計に不備があることが判明しました。

具体的には、銀行振り込みの実績と合わないもの(記入忘れ、金額が間違っている)などです。

決算済みですので、現在の年度で処理したいと考えていますが、処理の方法を教えてほしいです。

また、今後会計ミスが発生しないようにするために気を付けた方が良い点について教えてほしいです。

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ANSWER 金額の差によって修正方法を変えましょう。会計ミスは研修・マニュアル作成・会計ソフトウェアの導入などが考えられます。

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少額のものであれば、前期損益修正益および前期損益修正損という科目を用いて、当期の残高にあわせていくのがよいと思います。

しかし、正しい金額と前期の誤っていた金額に大きな開きがある場合には、昨年の決算をやり直して(修正申告または、更正の請求)再度申告した方がよい場合もあります。

会計のミスを防ぐためには、以下のような手順や対策を講じることが重要です。

  • マニュアルの作成: 会計方針や手順をまとめたマニュアルを作成しましょう。会計を担当する社員がいる場合、それを見て業務を行えるようになるのが理想です。
  • 研修: 社員に対して研修を行うのがよいでしょう。会計知識はもちろん、不正を防ぐための方法・いつでも相談できる環境づくりなどを研修を通してできると望ましいです。
  • 会計ソフトの導入: まだ会計ソフトをご利用していないのであれば導入するのがよいでしょう。データの管理が簡素化されるのでミスも減らすことができます。

これらの手順や対策を適切に実施することで、会計のミスを最小限に抑えることができるでしょう。