お客様に送る申し込み用紙に関する経費は、どの勘定科目で処理をすればいいのでしょうか?

公開日: 2017/02/23  最終更新日: 2020/07/30

QUESTION

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Webから上で仮登録をしたお客様に正式な申込み用紙を送付した場合、その申込み用紙に関しては、どの勘定科目で処理をするのが、通常なのでしょうか?
版代、印刷代などすべて、広告宣伝費でよろしいのでしょうか?

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ANSWER:このケースの場合、事務用品費勘定を使用するとよいと思います。

勘定科目というのは、簿記の試験とは違って、会社によって異なっていたり、新しい勘定科目を設定したりと、これという正解はありません。

上記のケースならば、事務用品費勘定を使用すると思います。
事務用品費は使用する範囲が大きく、ボールペン等の文具、コピー代等が含まれます。

一方、広告宣伝費はあくまで不特定多数の人への宣伝効果を期待する費用で、新聞上のチラシの印刷代や年末カレンダーやタオルの作成費用、雑誌への掲載等です。

いろいろな科目がありますので、使用する科目について迷ってしまいますが、一番大切なのはご自身が損益計算書を見る場合に理解しやすいかどうかです。

例えば今回の印刷代は区分して把握していきたいというのなら、新しい勘定科目を作成した方がいいと思います。
それほど大きな科目でない場合は、事務用品費等で処理をしておき、契約書の印刷代は事務用品費に含まれてると言う事を覚えておいてください。