既存品と材料を組み合わせて商品を販売することは問題無いのでしょうか?

執筆者:ドリームゲート事務局
公開日: 2023/11/13 

QUESTION

既存品と材料を組み合わせて商品を販売することは問題無いのでしょうか?

現在、靴、服、鞄などのパーツを分解し、他のパーツを付ける、塗装をするなど手を加えてメルカリなどのフリマアプリに出品しています。

あくまで趣味の範囲でやってきていたので、あまり気にしてはいなかったのですが、売上が拡大するにつれてグレーゾーンなのでは?と思い質問しました。アドバイスお願いします。

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ANSWER 基本的には可能ですが、心配な場合は具体的な説明とともに、専門家にご相談ください。

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既存品との組み合わせによる販売は基本的には可能です。権利侵害が無いかどうかは、組み合わせたことによって、付加価値が追加されているかどうかがポイントになります。

オリジナル商品であるにもかかわらず、他社のブランドを名乗っている、誤認させていると捉えられると訴訟につながる可能性があります。たとえば、「ホームセンターで板や電球を買ってきて、フロアライトを作って販売」は問題ありませんが、「ブランドバッグを分解、修理してロゴがついたまま、オリジナル商品として販売」は問題になります。

具体的に著作権侵害になるかどうかは、個別判断になってしまうので、心配な場合は具体的な説明とともに、弁理士・弁護士などの専門家にご相談ください。コラボでの商標登録も可能ですが、その場合は、当然既存品の著作権者の許諾が必要になります。たとえば、「おもちゃメーカーが販売する人形にオリジナルの服を着せて販売する」という場合、1点ものをメルカリ等で販売する場合は、趣味の範囲として許されるでしょうが、継続的に商売として行う場合は、メーカーの許諾が必要になります。

この質問に回答した専門家
小西 薫(こにし かおる)
株式会社ニコプロダクション
中小企業診断士/FP(ファイナンシャルプランナー)/(公財)東京都中小企業振興公社専門家派遣事業支援専門家(登録番号:1661)/認定支援機関(ID:107413010710)/事業承継士/目標達成法『原田メソッド』認定パートナー/クラウド会計ソフト『Freee』認定アドバイザー
【UI/UXデザイン】を専門に、webにおけるマーケティング、ビジネスモデル構築に特化したアドバイザーです。販売促進や新規事業立ち上げにおいても支援が可能です。
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