副業で個人事業主として登録する際の有利な方法

公開日: 2017/02/17  最終更新日: 2019/11/22

QUESTION

現在、会社員ですが副業として個人事業主の登録を考えています。

その際に、配偶者控除などを考えて、私が登記した方がいいのか、 嫁の名前で(もちろん手伝いますが)登記した方がいいのか? もしくはこのまま無償でやっていくべきか悩んでいます。

良い方法を教えてください。

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ANSWER

副業としての収入の金額によって、誰の収入に含めるのが有利かは変わってきます。  

1.20万円以下の場合⇒不要

この場合は確定申告する必要がなく、よって個人事業主としての登録も不要になります。

 

2.20万円超65万円以下の場合⇒奥様の収入にするのが有利

この場合では配偶者控除、配偶者特別控除共に限度額まで受ける事ができます。  

3. 65万円以上103万円以下の場合⇒奥様の収入にするのが有利

配偶者控除の額は減るものの、奥様の税金が発生しないので有利かと思われます。

4.103万円以上の場合⇒○○さんの給与所得による

奥様の収入が103万円を超えてくると奥様の方に所得税、住民税が発生し、さらに健康保険料、国民年金等の負担が発生します。

本業であるサラリーマンとしての給与収入の金額にもよりますが、どちらが有利かは一概にいえなくなってきます。

例えば1から3のことを考えながら、副業の収入を旦那の収入とし、その中から奥様にお給料を支払うという方法もあります。