会社を設立する際の健康保険の切り替えのタイミングについて

公開日: 2017/02/24  最終更新日: 2021/03/08

QUESTION

会社を設立する予定です。健康保険に関しては、以前いた会社の任意継続に加入していますが、どのタイミングで切り替えていくべきでしょうか?

【無料】事業計画作成サポートツールなら、3分で事業計画書が無料で作れます。さらに作成した事業計画書を先輩経営者と比較した順位も判定。要チェック!>>

ANSWER:法人か個人事業主かによって違います。

■法人の場合

雇われる方の人数が何人であっても(あなた様以外ゼロであっても)、健康保険・厚生年金保険の「強制適用事業所」ということになります。従って、事業開始と同時に両保険の適用手続きを社会保険事務所で行っていただき、まるまるさんもご自身もその事業所(法人)に“雇われる”一人とみなされて、強制適用被保険者ということになります。

その為、法人としての事業開始が切り替えのタイミングとなると思います。

■個人事業主の場合

常時5人以上(事業主を除く)の従業員を使用する場合、強制適用事業所となりますので、その時点で、社会保険の手続きが必要となります。

この場合は、事業主本人は、被保険者となりませんので、任意継続被からの切り替えの必要はありません。

雇用者については、その雇用形態(社員かアルバイトか)に関わらず、強制適用被保険者です。ただし、年収130万円未満の場合は、その配偶者等の被扶養者となれる可能性があるので、実質的にはその方は社会保険を適用しない運用となっています。