QUESTION

観光漁船業を最近始めた者です。

昔からの知り合いの紹介で、船を安く貸してもらい、運営しています。

また、船を貸してもらっている会社と契約書を交わすことになりました。そこで1つ相談したいことがあります。

契約書を読んでいくと、違反した時、損害賠償責任を問われた際に自分が不利になる内容が多く記載されていることが分かりました。

相手会社が有利すぎる内容だなと感じました。しかしながら、この会社よりも安く船を借りることができる所は無く、文句は言えないなと感じています。

発注元に対して契約書に対する意見などは述べない方が良いのでしょうか？

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ANSWER 合理的な修正に関しては要求したほうが良いでしょう。

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相手方に有利に契約書が作成されているのですね。これは、契約上の力関係で、ある程度はやむを得ない部分はあります。

要は、この条件が飲めないなら、契約しないと言われてしまう、ということです。

とはいえ、どんな内容であっても、契約できれば良いということではありませんので、合理的な修正については、要求すべきかと思います。

特に、違反内容、損害賠償の範囲などについては具体的に検討しておかないと質問者様のリスクが大きくなってしまうでしょう。

この質問に回答した専門家

大部　博之(おおべ ひろゆき)

小笠原六川国際総合法律事務所

弁護士(海外法含む)
フリーランスのライターの後に弁護士になったという異色の経歴の持ち主である大部アドバイザー。法律問題だけでない総合的な支援を多くの企業で行っております。企業の法律問題に関わる様々な相談にご対応頂けます。
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