店舗契約のタイミングについて

公開日: 2019/06/12  最終更新日: 2019/11/21

QUESTION

来月には日本政策金融公庫の融資に申し込みをする予定で、店舗も決まっています。
しかし、本契約を融資が確定してからと不動産屋に伝えたところ、待つことはできないと断られてしまいました。本契約はどのようなタイミングで行うものでしょうか?また、仮に融資が決定しなくても大丈夫な店舗を選び、契約するべきでしょうか?

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ANSWER

ほとんどの方は、融資が決まってから物件の正式契約をされています。先に契約して、万一融資がNGになると、困った事態になるからです。

融資が出なくても、なんとかなる場合は先に契約でもいいと思いますが、開業のために融資金がどうしても必要な場合は契約はしないほうがいいと思います。

多くの不動産屋さんや物件オーナーは、「融資が決まれば契約するので、待っていただきたい」と頼めば、できる限り待ってくれるものです。しかし、人気物件などの場合は、先に他の人が希望することもあるので、「待てない」という返事をすることもあります。

事業は、立地条件や物件の良し悪しが重要ですので、物件を安易に決めるべきではありませんが、資金調達のめどがついてから契約することをおススメします。金融機関の審査においても、「物件を契約したので融資してください」と言われると、マイナス評価になることもあります。多くの方が、物件契約と融資のタイミングで苦労されていますが、タイミングが合った物件こそ、成功するご縁のある物件だとおお考えください。

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