現在考えておりビジネスアイデアについて、アドバイスをください。

主に美容業界で働いてまいりましたが、若い頃は両親の介護に追われていたこともあり、空き時間で介護職にも携わった経験があります。

配偶者の実家が美容室を経営しているという事もあり、“美容と福祉”を融合した新しいサービスが出来ないか考えてります。

ただ、すでに業界自体は「福祉美容師・介護美容師」等として、福祉施設へと出向いてヘアカットに代表される美容サービスが行われております。
またそれらサービスが行えるのは大型店に共通しており、私の様に個人店では勝てないというのが正直なところです。

一方で、利用者の方の健康状態を管理するような手厚いサービスは福祉サービスを行えている事業者さんがどれだけいるかも疑問です。

私自身、両親の介護に追われた時に大変な思いをしていることから、その様な部分までケアできるような福祉美容サービスが行えないかと考えております。

現在の出張サービスの悩みは、
● 在宅美容では、移動と準や片付け等が多くなり、時間・手間などのロスが多すぎる。
●お年寄り・障害者の美容サービスは、かなり需要としては、手応えを感じている反面、この様な対象者には、キチンとした料金を請求する事が「悪」っとご家族の方に解釈される傾向があり、サービス単価を下げられたり値切られる

私の考えるサービスは、
○例えば、利用者の健康管理なども兼ねた美容。訪看・居宅介護支援事業と連絡を取り合う事のできる美容師
○訪問入浴職員の人数をを補うシャンプーサービス付きの美容師
○ご自身のヘアセット・メイクアップと融合したＯＴ・ＰＴ リハビリ…等

まだアイデアの段階ですが、アドバイスを頂ければ幸いです。
何とぞ、よろしくお願いいたします。

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ご相談を拝見しました全体的な印象ですが、「介護や福祉について経験のある美容師」 というのは、そんなに数がいるわけではないと思いますので、非常に面白いポイントかと思います。

ただ、その特徴を、どういうパッケージにして、誰に、どのような方法で知ってもらうのか、という点がなかなか簡単に思いつかないところです。
もっとも、ご自身のビジネスの難しい点を的確に把握されているようにも思えますし、大きな儲けになるようなビジネスにはならなくても、ひとつの特徴あるビジネスとして、一定の顧客からは支持されるように思えます。

また、もしお考えのプランが、大きな初期投資やランニングコストが無くして始められるのであれば、「まず始めてみる」という事でもいいのではないでしょうか。
金銭的リスクが大きくないのであれば「走りながら考える」というスタンスは有効です最初の段階から完全なビジネスプランなどありませんので、試行錯誤、軌道修正、テストと検証の繰り返しで「自分のアイデア」と「市場のニーズ」とのギャップを埋めていけばいいと思います。

ご参考までに、私であれば下記のように検討します。

①介護施設へ行っての出張美容をやってみる。
この形態について若干否定的にお考えのようですが、いまひとつ私にはなぜその市場がに不向きなのか、理解できませんでした。介護職もできる、知っているであれば、介護施設からの引き合いもあるように思えるのですが。。。

②利用者からお金をいただくのではなく、施設からお金をいただく。
施設に対し、「いくつになっても輝く自分でいよう！」をコンセプトに、入居者の方にカット、メイク、ネイル、ファッションを提供しての写真撮影、ファッションショーなどの企画を提案し、一日20万円などの金額を施設からいただくというビジネスモデルです。

いずれにしても、考え方の方向性としては、「介護サービスに、美容サービスが付加価値として付く」のか「美容サービスに、介護要素が付く」のかという切り口と、BtoBのモデルか、BtoCのモデルか、という方向性があると思います。
私なら、BtoB のモデルの方が、ビジネスとして成立しやすいので、その方向から検討してみるかと思います。色々と、私なりの感想を書かせて頂きましたが、何かのご参考になれば幸いです。
今後のご活躍を、お祈りいたします。

※ドリームゲートオンライン相談を参照