マンションを利用してお店を開く際に必要な手続きなどを教えてください。
QUESTION
手芸教室をマンションにて開きたいと考えています。遮音性が高い物件ですので、住民からの苦情等はあまり出ないと考えています。
現在は開業届を作成している最中です。ただ、思ったよりも書類、手続きが多く、煩雑に感じています。
そこで質問なのですが、開業届の提出の他にどのような書類・手続きが必要となるのでしょうか?
【無料】事業計画作成サポートツールなら、3分で事業計画書が無料で作れます。さらに作成した事業計画書を先輩経営者と比較した順位も判定。要チェック!>>
ANSWER 青・白申告の確認、マンションの管理組合への確認をしましょう。
【無料】弥生のかんたん会社設立なら、案内にしたがって入力を進めるだけで、株式・合同会社設立に必要な書類を作成可能に!詳細はこちら>>
手芸教室を始められるとのことですが、個人事業として開業するのでしょうか。法人を設立して開業する場合と個人事業として開業する場合には、提出物が異なります。ご質問の内容から判断して、個人事業で開業する前提でお話しさせていただきます。
個人事業の場合の所得税の申告には、青色申告と白色申告があります。税制上有利な青色申告で申告する場合には、事前に青色申告承認申請書を提出しておく必要があります。23年度の青色申告の承認を受けるためには、23年3月15日までに提出する必要がありますので、今、提出しても承認を受けられるのが24年度からになります。
ただ、青色申告の場合には、青色申告特別控除や専従者給与の支払いが出来る等の優遇措置を受けられますが、複式簿記での記帳が求められるといったデメリットもあります。事業規模にもよりますが、最初のうちは白色申告で申告してもよいと思います。白色申告の場合には、特別な提出物はありません。
また、開業届を提出しても税務署からマンションの管理組合に問い合わせが発生することはないですが、開業しているマンションが手芸教室として使用可能かどうかは確認しておいた方が良いと思います。住民からの苦情は出にくいところでも、誰かに規約違反を指摘されたら、最悪の場合、移転をしなくてはなりませんし、使用不可のところではインターネット等に広告などを載せにくく、売上が伸びないなどの弊害もありますので、ご注意ください。
親しみやすい人柄と、どんな些細な質問にも丁寧でわかりやすい回答を行い、相談者からの支持を集める高橋アドバイザー。起業時、起業後の税務や資金調達に関する相談は高橋アドバイザーまで。
プロフィールを見る>>
【無料】弥生のかんたん会社設立なら、案内にしたがって入力を進めるだけで、株式・合同会社設立に必要な書類を作成可能に!詳細はこちら>>