期をまたぐ支払について

公開日: 2018/04/06  最終更新日: 2020/08/24

QUESTION

納品日ベースで決算集計しますが、その物件にかかる材料費の請求が遅れて期をまたいでしまった場合、その物件の売り上げは含めずに来期にするべきでしょうか?

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ANSWER:材料代の請求日には関係がありません。請求していなくても、売り上げにかかるものであれば、経費計上できます。

納品日ベースで売り上げに計上する場合(毎期継続して同じ基準で売り上げ計上する必要があります。)には、あくまでも納品日がいつなのかで決算計上日が決まります。

材料代の請求日には関係がありません。請求していなくても、売り上げにかかるものであれば、経費計上できます。
あくまでも売り上げとの対応関係で考えます。

例 決算日9月30日

① 納品日 9月29日
材料代→請求日:10月5日(材料購入日 9月20日)の場合
当期の決算で売上と経費が計上されます。

② 納品日 10月2日
材料代→請求日:10月5日(材料購入日 9月20日)の場合
売上は翌期計上となります。材料代を未払計上した場合、その分だけは、棚卸(仕掛品)となりますので、経費にはなりません。
材料代も翌期の経費となります。

つまり、まず納品日がいつかで考え、原価(費用)は、売上を計上した時期に対応させることになります。

決算日までに請求してるかどうか、支払っているかに関係ありません。

※ドリームゲートオンライン相談を参照