源泉所得税はパートやアルバイトにも発生してくるものなのでしょうか？

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源泉所得税はパート・アルバイトに対してもある条件を満たせば課せられます。その条件は雇用状況により変わりますが、雇用しているパートさんが、週に何日か交代で勤務し通常何ヶ月かは勤めるというケースに限定して説明いたします。

適切に税務署に届出書を提出されていると、源泉徴収税額表が税務署から送られてきていると思います。その表の月額表の甲欄・乙欄を見ていただいて、次の条件に当てはまると甲欄の税額（税額が安くなります）、当てはまらないと乙欄の税額（税額が高くなります）になります。

●条件1　パートさんが他に仕事をしていない。

●条件2　給与所得者の扶養控除等申告書を自分に提出している。

扶養控除等の申告書も税務署から送られてきているはずですから、これをパートさんに記入してもらい、保管してください。

このように上記の条件で甲欄・乙欄を判別し、給料の金額ごとに源泉所得税の金額を計算してください。例えば、月額表の甲欄のパートさんの給料が87,000円未満であれば源泉所得税はかからないことになります。