上手な領収書のもらい方

公開日: 2017/02/23  最終更新日: 2019/11/22

QUESTION

ANSWER

上手な領収書のもらい方、うーん、難しい質問ですね。あるといえば、あるのでしょうか。

私の答えは、事業に関連づけてもらってくださいということです。この支出は、事業との関連性があるかを支出の際に考えることです。例えば、美容院でのカットへの支払ですが、ファッション関係の動向の調査、薬剤の研究などその人の事業との関連性を見いだせれば経費にできる余地はあります。

ただ、おしゃれ、身だしなみというだけでは経費にするのは難しいですね。どう、関連付けるかです。

スーパーで買い物をして、レシートではなく、「お品代」とした領収書をもらう方がいますが、これは止めた方がいいでしょう。こんな領収書ばかりだと、食料品などの生活品を買ったのに「お品代」として誤魔化しているのかという印象を持たれます。むしろレシートの方がよいでしょう。領収書の貰えない慶弔費、交通費などはメモを残しておいてください。領収書をもらい忘れた時も、メモをつけておいてください。メモには何時、誰に、いくら、何の支払をしたかを書いておいてください。要は証拠力のある記録を残すことが大事なのです。

それから、領収書がすべてと思わないこと。領収書の前に請求書の発行される取引では、請求書の方を重視します。請求書の前に見積書のあるものは見積書も見せてくれと税務署が言う場合があります。