海外から輸入した商品のロイヤリティ料の勘定科目

公開日: 2017/02/23  最終更新日: 2020/08/24

QUESTION

輸入雑貨店を営んでおります。
ある商品を海外から仕入れ、日本で販売する際に、先方にロイヤリティ料を支払う予定です。

このロイヤリティの勘定項目について質問なのですが、当該仕入価格に込んで計上すべきか、またはロイヤリティとして支払手数料のような勘定として処理すべきでしょうか。

【無料】事業計画作成サポートツールなら、3分で事業計画書が無料で作れます。さらに作成した事業計画書を先輩経営者と比較した順位も判定。要チェック!>>

ANSWER:ロイヤリティは、仕入価格に含めて計上すべきです。

この場合のロイヤリティは輸入貨物に係る特許権等の使用料の対価で、輸入条件として支払わなければならないものですね。

ロイヤリティは、仕入価格に含めて計上すべきです。

このようなロイヤリティは、輸入の際に、税関に申告する課税価格にも含めなければなりません。

商品は、棚卸資産といって、在庫の評価が必要になります。
棚卸資産の計算には、購入価格のみならず、付随費用とよばれる、運賃、関税、荷役費などを加えなければなりませんが、ロイヤリティも同様に購入価格に加えなければなりません。

支払手数料として、一括の費用とするのではなく、仕入(原価)とすべきです