携帯電話とインターネット・プロバイダの経費について

公開日: 2017/02/23  最終更新日: 2019/11/22

QUESTION

仕事用と自宅用で、携帯電話と パソコンのプロバイダを使っている のですが、経費にするには、 それぞれ、どのくらいの割合で処理できるのでしょうか?

【無料】事業計画作成サポートツールなら、3分で事業計画書が無料で作れます。さらに作成した事業計画書を先輩経営者と比較した順位も判定。要チェック!>>

ANSWER

通信費についてですが、事業用として、どのくらい利用しているのかで判定します。 携帯電話は、通話明細等がわかるので事業用と個人用とに、分けることが可能かと思われます。 ただし、月々の平均的な、事業用利用割合が算定できればその割合でもいいでしょう。

インターネットのプロバイダーとなると、これは、なにか明細があるわけでもないので、 自分で決めるしかありません。この場合、 仕事のメールと個人的なメールの割合で分ける等になりますが、 以下の点を注意していただければ、いいのではないかと思います。

1.事業用割合を算定する場合には、何か算定根拠(計算式等)を残してください。

2.事業用として按分する割合を決めた場合には、それを継続適用してください。

事業と個人の区別を曖昧にすると、税務調査で修正させられたり指導されたりします。 きちんと、算定根拠等を用意しておかれたほうがいいと思います。 事業用の経費を明確に区別することは、税務調査のためだけでなく、 事業での利益を正確に把握するためにも大いに役立ちます。