1人会社の社長（自分自身）の給料(年収）を、営業年度末にその年の税金がもっとも軽減されるように一括して支払ってもよいのでしょうか？

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役員の報酬を年度末に一括支給するためには事前に税務署届出をしてその金額を確定させておく必要があります。（設立時は最初に決めた金額でその年度を運営することになります。）

つまり、一括して支給するにしても金額は最初に決めなければいけませんので一括して支給する意味はあまり無いとお考えください。（実際に支払った金額が、税務署に届出た金額や日付と違った場合、税務上費用となりませんのでご注意ください。）

参考ですが、報酬金額の変動についてはルールがあります。簡単に説明いたしますと

・金額の改定は原則1年に1回（定時株主総会のみ）

・業績の悪化などやむを得ない場合には「減額」を認める

といった感じです。「増額」は認められませんのでご注意ください。よって多くの会社では会社の税金を必要以上多く払わないために役員報酬を多めに設定したりして対応しています。細かい設定は会社ごとに異なりますのでもし、税金面でしっかりした判断をしたいのであれば会社設立後は信頼できる税理士などと顧問契約しアドバイスを受けることをオススメいたします。