クレジットカードで滞納経験あり。日本政策金融公庫で融資はムリでしょうか?

公開日: 2017/03/02  最終更新日: 2019/11/21

QUESTION

自分1人で会社を設立し、事業を行っていこうと思っています。

その際に、日本政策金融公庫で融資を受けたいのですが、過去に一度クレジットカードで滞納を起こしてしまっています。

この場合の融資は、やはり厳しいのでしょうか。

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ANSWER

ポイントとなるのは主に以下の二つです。

1.延納期間

ちょっと滞納してしまったという程度(うっかり程度)なら、問題はないと思います。信用情報に傷がつくのは滞納期間が2〜3か月ぐらいになってしまった場合です。

(注)日本政策金融公庫の支払いは絶対に遅れないように注意してください。時間や期間によりますが、一度遅れると、長期間融資が受けられなくなる可能性があります。

2.いつの出来事か

滞納してしまったのが6年(※)以上前の話ということなら、今回の融資において問題はありません。心配ということであれば、信用情報機関にご自身の記録を開示請求して確認されるのが一番安心な策でしょう。

(※CIC(信用情報機関)にクレジット情報が残されている期間が5年間であるためです。破産情報が残るのはCICでは7年間、全国銀行協会では10年間です。)

法人で融資を申し込む場合、個人での滞納記録があっても大丈夫な場合もあります。

「法人で融資を受けられるかどうか」という問題で、一番大切なことは、しっかりとした事業計画書の提出と説明を行うことができるかどうかです。