新人向け研修講師でも、原稿が無い状態から電子書籍出版は可能でしょうか

執筆者:ドリームゲート事務局
公開日: 2026/01/05 

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QUESTION:新人向け研修講師でも、原稿が無い状態から電子書籍出版は可能でしょうか

新人向けの研修講師として活動しています。
現在は企業研修やセミナーを中心に仕事をしていますが、今後の活動の幅を広げるために出版に興味を持つようになりました。

ただし、現時点では
・書籍としてまとめた原稿は持っていない
・出版に多くの費用をかけることには不安がある
という状況です。

そのため、まずは低コストで始められる電子書籍出版を検討していますが、
・原稿が無い状態からでも電子書籍の出版は可能なのか
・どのようなテーマや切り口が新人研修講師として適しているのか
・電子書籍を出版することで、講師活動にどのようなメリットがあるのか
・単なる自己満足で終わらせず、仕事につなげるための活用方法
について知りたいと考えています。

出版を検討する初期段階として、一般的な考え方や注意点、判断のポイントを教えていただけないでしょうか。

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ANSWER:一般的な考え方や注意点、判断のポイントを解説します

この質問に回答した専門家
岩井 聡史(いわい さとし)
合同会社UTSUWA出版/ Webライター
中小企業経営者、起業家向けにブランディングを目的とした出版プロデュースを行っています。
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ご質問ありがとうございます。
まずは頂いた4つの質問から回答いたします。

1.原稿が無い状態からでも電子書籍の出版は可能なのか
→可能です。むしろ原稿がない状態の方が望ましいです。ご自身だけで作ってしまうと客観的な、プロの視点のない原稿となり、
その分野のプロしかわからないような内容になってしまう可能性が大きいです。

2.どのようなテーマや切り口が新人研修講師として適しているのか
→これに関しては個々人のそれまでの経歴、USP(他社にない、顧客にとって有益な自社の独自性)によって異なります。
質問者の方の前職の経験、現在の仕事に繋がる幼少期の体験などもテーマや切り口の設定に関わりますし、
現在の市場の動向も踏まえる必要があります。

3.電子書籍を出版することで、講師活動にどのようなメリットがあるのか
→売上や成約率の向上、リスト獲得、講演の依頼など、出版によるメリットはたくさんあります。
ただ電子書籍を出版しても上のような効果は得られません。
出版後に本を「どう活用するか?」により変わり、これによって売上やリスト獲得などの効果が何倍も変わります。

4.単なる自己満足で終わらせず、仕事につなげるための活用方法
→その方の営業動線、営業ツールの整備具合、主な活動領域(オフライン、オンライン)、SNSの運用レベルなどの
質問者の方の状況によって活用する方法は大きく変わるため、一概に言い切れません。

ただ、本を活用する指針は「本を必要な人に届ける」をもとに設計できることは共通しています。
また、「本」というモノだけでなく、「出版」というコトで考えることも大切です。

〇ステップアップアドバイス
出版とは、ただ本を作る作業でもなければ、過去を思い返すだけの棚卸しでもありません。

・自分で気づいていない自分の価値
・自分で表現できていない自分の価値
などを再発見していく過程が出版です。

自分や自社サービスの価値をわかったつもりでいても、
実は9割の人は、価値を3割程度しか伝えられていません。

反対に言えば、価値を10割伝えられるようになれば、現在の売上の3倍以上に
なる可能性が大いにあるのです。

出版を考える際は、「出版後に自分がどうなりたいか?」という、本を出した後の視点、
出版という投資をどう回収するかまで考えることで、はじめて出版で効果を得られるようになります。