QUESTION

ネットショップで商品を販売したいと考えています。

いろいろな販売チャネルを見ていたのですが、楽天など大手では、開店する際に費用がかかるので微妙だなと思いました。

初期費用がかかるのであれば自分自身でドメイン取得しサイトを作成して販売を行った方がいいのではないかと考えているのですが、どうなのでしょうか？

自分自身でサイトを作成する場合と費用をかけて大手サイトで販売する場合のメリット・デメリットを教えてほしいです。

【無料】事業計画作成サポートツールなら、3分で事業計画書が無料で作れます。さらに作成した事業計画書を先輩経営者と比較した順位も判定。要チェック！＞＞

ANSWER 「売る」ことを考えた場合、大手サイトの活用をおすすめします。

楽天より費用を抑えてネットショップを始める方法はたくさんあります。ただしそこから売れるかどうかは別問題ですので、始めることと売れることは分けてお伝えしますね。

自社ドメインのネットショップを自分で作れば開店費用はゼロです。たとえばBASEでしたら固定費はゼロ円ですし、専門知識がなくても誰でも簡単にネットショップが作成できます。

またShopifyですと綺麗なショップを作成するにはある程度専門知識がいるものの（外注をお勧めします）、BASEより拡張性が高く売上が大きくなってからもずっと使っていけます。

しかしながら自社ドメインのネットショップは砂漠の中にポツンとお店を開店するのと同じことです。ただ開店しただけでは全く売れません。砂漠のように人が少ない場所でお客様に来ていただくためには広告費もかかりますし、SNSなど総合的で高い集客のスキルが必要となります。

その点、楽天市場は初期費用がかかりますが、実店舗に例えるとイオンモールに出店するようなものです。イオンモール自体には人がたくさん来ますので、その中から自分の店舗に入ってもらえばいいということになります。それはそれで大変なのですが、砂漠にお店を出すよりははるかに楽です。

もう一つの方法としてはAmazonで販売することです。Amazonは楽天のように初期費用はかかりません。大口出品の場合でも月の固定費は五千円程度しかかかりません。そしてAmazonの集客力は非常に高く、ハマれば爆発的に売れます。

Amazonの課題は、もし質問者様が販売している商品が型番商品（誰でも問屋から仕入れられる商品）の場合、同じ商品ページに複数のセラーが相乗り販売する形になりますので、価格競争に陥りやすいことです。

このように販売チャネルごとに一長一短ありますので、ご自身の予算や商材の特徴を踏まえてご検討されることをお勧めします。

この質問に回答した専門家

松井　伸司(まつい しんじ)

株式会社ササル

MBA/ウェブ解析士/コピーライター/クラウドファンディング・アドバイザー/Facebook認定クリエイティブ戦略エキスパート/google広告認定資格
自身がクラウドファンディングで大成功を連発している経験をもとに、マーケティング、ブランディングの支援をしています。現場の実践経験×MBAホルダーとしての理論で強力な支援者となるでしょう。
プロフィールを見る＞＞

関連ページ
ネットショップ開業が成功する！事業計画書の無料作成ツールと成功のカギ