デザイン・販売・制作を1人で行っており、販路を広げるために卸売をしたい

執筆者:ドリームゲート事務局
公開日: 2017/03/02  最終更新日: 2024/04/26

QUESTION

ジュエリーのデザイン、制作、販売を1人で行っています。しかし、なかなか売り上げが立たず、事業として成り立っていません。
そこで新しい販路開拓のため、卸売りを考えています。
ジュエリー小売店に対して訪問営業をする方法、また、展示会を開き、小売店、バイヤーを招待する方法を試してみようと考えています。
しかし、経験不足もあり、自信も無いので、行動計画を決定しかねています。最初の一歩はどのようにはじめたら良いでしょうか。アドバイスをお願いします。

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ANSWER

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販路開拓のための最初の一歩は、目標を決めることです。販売するジュエリーの種類や価格帯、ターゲット顧客を明確にすることで、やるべきことも見えてきます。それにより、効率的な営業を行うことが可能になります。目標の設定ができたら、アプローチをしていきましょう。

次にアプローチ方法を選択します。
アプローチ方法には、ご質問者さんがおっしゃっていたような訪問営業や展示会の他にも、インターネットによる情報発信、業界の交流イベントへの参加など様々な方法があります。
それぞれについて軽くご説明します。

①訪問営業
電話やメールなどで営業を行う方法です。お一人でやられているのであれば、実際に現地に向かうのは、電話やメールで訪問OKと返事が来た顧客のみにするのが良いでしょう。このように営業を行うことで、効率的な営業が可能になります。また、これまで仕事で関わってきた方々や友人知人から、さらに人脈を広げるというのも有効な手段です。

②自社展示会
自社で展示会を開く際は、マスコミを活用してみましょう。
マスコミを活用することで、広告費を節約できます。会場も、よほどの高級ホテルの宴会場でない限り、数万円内で収めることができます。
また自社展示会は、すでに関係を築いた顧客のみをターゲットとしています。自社展示会のメリットは、既存顧客との関係を深められるという点です。販路開拓が目的の場合は、④にご紹介するイベントへの参加の方が良いかもしれません。

③インターネットによる情報発信 
すぐにできる販促の方法です。一番自信のあるジュエリーの写真を載せておきます。商品の魅力や利点を説明できるようにしておくことも大切です。
最初は業界サイトなども活用してみるのが良いかもしれません。知名度が高く、アクセス数も多いサイトに登録し、まずは自社のサイトを見てもらえるようにしてみましょう。

④イベントへの参加
こちらは、多数の企業が参加するイベントに出展するというものです。イベントへ訪れる企業とつながりを持つことができます。販路開拓や効率的なマーケティング、直接商談などを行う良い機会となるでしょう。

ご紹介した方法の中から、ご自身がやりやすく、コストもあまりかからないものから取り組まれるのが良いのではないでしょうか。方法に悩んだ場合には、専門家や業界のコンサルタント支援を活用するのも良いですね。


アプローチ方法を決定した後は、顧客に対して、自社の製品がどのような価値を提供できるかを伝えます。顧客のニーズや課題を分析し、相手が得られるメリットを強調しましょう。その際、顧客の反応やフィードバックに積極的に耳を傾け、彼らのニーズや関心を理解することも大切です。一度顧客との関係を築いたら、その関係を維持し、深めていきましょう。

100%上手くいく方法というのはありません。上手くやらなくてもいいのです。しかし、何か行動を起こしてみれば必ずその結果のフィードバックがあります。自信をもって行動することが大切です。