独自開発した特許申請済の商品を、大手メーカーと提携したい

執筆者:ドリームゲート事務局
公開日: 2017/03/02  最終更新日: 2024/03/11

QUESTION

開発した美容器具を特許申請し、商品化しようと考えています。
化粧品は今やどこでも購入できるものとなりました。その市場シェアに当社商品の理論を結びつけ、大手化粧品会社と提携したいのですが、大手メーカーはなかなか話を聞いてくれません。
どうやったら大手メーカーと繋がりを持つきっかけが得られるでしょうか。

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ANSWER

   20240307
コンタクトの確立方法には、マスコミの利用、イベントへの参加、展示会への出展、コンサルタント支援活用の4つの方法があります。それぞれの方法についてご紹介します。

①マスコミの利用
マスコミにファックスDMで新商品を開発のプレスリリースを行うといったものです。
本当に素晴らしい商品であれば、マスコミに取り上げられるでしょう。その結果、興味を持った会社から連絡がもらえることもあります

②ビジネスマッチングフェア等のイベントへの参加
このようなイベントで、企業と直接会う機会を設けることも大切です。そこからつながりが生まれ、連携に発展することも少なくありません。ビジネスの種を探している工場と繋がり、試作品を制作してもらい、共同で販路を開拓していくということもあります。

③美容業界の展示会への出展
展示会へ訪れる大手化粧品メーカーとつながりを持つという戦略です。多数のバイヤーが来場するので、販路拡大や効率的なマーケティング、直接商談などを行う良い機会となります。

④コンサルタント支援の活用
方法に悩んだ場合には、専門家や業界のコンサルタント支援を活用することも有効です。連携を行うために最適な戦略の考案や交渉のプロセスなどを効果的にサポートしてくれます。

以上の方法を利用してコンタクトを確立すると良いでしょう。

また、コンタクトを取る前に企業研究をすることも大切です。希望する企業とビジョンや戦略が合致するかどうかを見極め、自社の製品が希望する企業にどのようなメリットをもたらすかを考えましょう。そうすると、連携が成功しやすくなります。



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