新規事業を考える際に、なにを基準にして行動するのが良いのでしょうか?

執筆者:ドリームゲート事務局
公開日: 2023/07/07 

QUESTION

広告代理店で働いていました。先月、父親の入院を機に、家業の印刷業を受け継ぐことになりました。

広告業界の知識はありますが、家業に関してはどのように進めていけばいいのか漠然としています。

今後は自分が経営者として、新規事業を考えていくのですが、何を基準にして行動するべきなのでしょうか?

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ANSWER「何をしたいのか」、「何を活用するのか」、「対象は誰なのか」これらを明確にしましょう。

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重要なことは、何をしたいかではないでしょうか。質問者様が、今後どのような仕事で、社会とどのように関わっていきたいかを明確にすることだと思います。

例えば、「家族を幸せに」「お客に喜ばれる」「お金をしっかり稼ぎたい」等々、理念を明確にすることです。その後、具体的に「誰を」「誰に」「どの様に」「あなたが何をして」「何を活用して」」「いつまでに」等々具現化していく事だと思います。

そのために、まず、ご自分の今まで取り組んで来られた事柄を見直してください。ご自分の得意分野や不得意な部分を見つけるために、今までに顧客に褒められたこと、得意な事柄等を振り返ってください。

こうした中で、自分の得意なことややりたいことが具体化すると思います。その上で、誰に(対象者、年齢、地域等)、何時、どの様な方法で、どの様に訴求していくかです。受注の確保については、地味にチラシのポスティングやタウン誌への掲載を始め、WEBサイトへの投稿などそれぞれ、あるかと思います。更に、ご自分の店舗を出す、出店サイトやマッチングサイトがあるかと思います。

経費が掛かる場合には、補助金や助成金制度の活用と資金の調達が必要となります。費用面だけでなく、経営の事柄は、ご自分で手続きを進めるだけでなく、商工会議所、商工会、自治体の中小企業相談所に伺い活用する方法もあります。ご自分が、何をやりたいのか、社会は何を求めているのか、困っている人の解決や満足をさせることが、お仕事だと考えます。その対象を見つけ、何をどのようにしていくかと考えます。

この質問に回答した専門家
多胡 藤夫(たご ふじお)
V-spirits
FP(ファイナンシャルプランナー)/日本生産性本部認定経営コンサルタント/CFP/1級ファイナンシャルプランナー
元日本政策金融公庫の支店長まで務めた多胡アドバイザー。公庫で資金調達をお考えの方はまず相談しましょう。疑問を解消し、融資を受けるノウハウを手に入れることが出来ます。
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