フランスの商品を輸入販売するとき、気を付けることは何ですか?
QUESTION
フランス留学中に非常に美味しいワインを見つけたので、そのワインを日本で販売したいと思っています。しかし、どのように仕入れ先を探せば良いのか分からないため、仕入れ先の開拓が進んでいません。まずは、自分で現地に赴き探そうと考えています。
ここで2点質問です。
・仕入れ先はどのように探すのが良いですか?
・仕入れ先を見つけ日本に持ち込むとき、気を付けることはありますか?
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ANSWER:コスト管理や販売戦略、品質管理などに気を付けましょう。
ご自身でフランスまで訪れるのはコストはかかりますが、仕入れルートを開拓するまでは必要なステップですね。まず仕入れ先を見つける方法を2つご紹介します。
仕入れ先を見つける方法
- 懇意にしているお店をつくる
- 仲介業者を利用する
①懇意にしているお店をつくる
こちらは、ご質問者さんが現地に赴くときに有効な手段です。直接現地で交渉をすることで、信頼性を確保することができます。この場合、仕入れ先と直接つながることができるので、こまめに良い商品を仕入れることができると思います。
②仲介業者を利用する
現地に赴かない場合は、サプライヤー探しや取引の仲介を専門とするエージェントやブローカーを利用する方法もあります。渡航費のコストが削減できます。しかし手数料が上乗せされるので、商品の値段とつり合いがとれないかもしれません。
続いて、海外から日本へワインを仕入れるときに気を付けることを5つご紹介します。
気を付けること
- コスト管理
- 為替リスク管理
- 法律に違反していないか
- 品質管理
- ブランド戦略
①コスト管理
商品の価格だけでなく、関税、輸送費、保険料、通関手数料などが上乗せされるので、採算が採れるように工夫をする必要があります。
②為替リスク管理
輸入ビジネスでは為替リスクが伴います。為替レートの変動によって利益が大きく左右されることもあるため、為替リスクを管理することが大切になります。
③法律に違反していないか
ワインの輸入では国ごとで異なる規制があります。アルコール度数やラベル表示に関する規制、原産地表示などに規制がある場合があるので、規制に引っかかっていないか事前に確認しておきましょう。
④品質管理
食品を輸入する際は、品質の管理に注意が必要です。輸送中に品質が低下することがないように、適切な温度管理ができる業者を選びましょう。また、輸送中に傷がつかないように、梱包にも気を付ける必要があります。
また、輸送方法については、保険とトラッキングができるタイプの輸送方法をお勧めします。
⑤ブランド戦略
フランスで仕入れたワインのブランド価値を高めるために、パッケージデザインや販売戦略を考えることも重要です。どのように日本で販売したいのか考えておきましょう。