輸入アパレルの狙い目となる販売先には、どのようなものがありますか?
QUESTION
30代女性です。
イタリアで洋服を仕入れることができたので、日本で販売したいと考えています。
販売先として、大手があまり参入していない隙間市場を狙いたいのですが、具体的にどのような販売先であれば売上が見込めるか分からず、困っています。
大手が関わらない、狙い目の販売先にはどのようなものがありますか?
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ANSWER:特定のジャンルに特化したオンラインショップや、各種イベントでの販売が効果的でしょう。
大手があまり参入していない販売先を狙うためのアプローチ方法について、インターネット販売と店舗販売それぞれの観点からご紹介します。
①インターネット販売
インターネット販売には、自社ECサイト、ECモール、マーケットプレイスの3つの選択肢があります。
自社ECサイト
自身でオンラインショップを立ち上げる際、イタリアの洋服という特色を活かして、イタリアの洋服と特定のジャンルやスタイルに特化したオンラインストアを開設してみてはいかがでしょうか。たとえば、エコファッション専門店のように、特定の層にアピールする形も効果的です。
ECモール
自社ECサイトの作成が難しい場合は、Amazonや楽天などのモール販売を利用してインターネット販売を行う方法もおすすめです。まずはこれらのプラットフォームで慣れ、集客がある程度できるようになったら、自社ECサイトの立ち上げを検討してみると良いでしょう。
マーケットプレイス
ハンドメイドや独自のデザインに特化したオンラインショップであるEtsyを利用するのも一案です。イタリアの洋服を新しい視点で紹介することができるかもしれません。メルカリなどもおすすめです。自社サイトの立ち上げに不安がある場合は、まずはこのようなプラットフォームから始めるのも良いでしょう。
②店舗販売
イタリア製というコンセプトを活かし、各種イベントでの販売は非常に効果的です。たとえば、ヨーロッパフェアのようなイベントや百貨店の催事コーナーなど、期間限定の販売活動で消費者の反応をチェックするのもおすすめです。イベント販売はキャッシュフローの観点からも有利で、起業初期に一般小売店への卸売りで売掛金を計上するよりも、即座に現金収入を得られるメリットがあります。
これらの方法の中で、ご自身が始めやすい、取り組みやすい方法から試してみると良いでしょう。