日本と台湾間での新規ビジネスで開業したい

公開日: 2017/03/02  最終更新日: 2019/11/21

QUESTION

台湾に在住している日本人です。妻が台湾人です。近く、日本に戻り家業の飲食店を開く予定ですが、将来的には日本と台湾間のビジネスを開始したいと考えています。

2国間にまたがるビジネス、特に夫婦が両国の国籍保有の場合、そうした利点を活かし方について教えてください。

【無料】事業計画作成サポートツールなら、3分で事業計画書が無料で作れます。さらに作成した事業計画書を先輩経営者と比較した順位も判定。要チェック!>>

ANSWER

■仕入先、販売先の確保
最大限のメリットは“地の利”だと思います。仕入先や販路の拡大のために、生まれ育った地での血縁、友人関係を 最大限に活用しましょう。 特に“言葉”の障壁は重大な問題ですし、国民性に由来した嗜好の違いや、商品に関する考え方を上手に利用すれば、 同業他社の先を行けると確信します。パッケージングや商品の内容を若干調整する事で、より地場に密着したプロデュースが可能と考えます。

■ビザなどの問題
例えば 現地法人(台湾)を作る場合は台湾籍をお持ちの 奥様が会社を設立すれば現地での許認可が取りやすいでしょう。またご自身の長期滞在ビザの取得も可能と思えます。特に二国間の資金の移動が伴う場合、有利ではないでしょうか。商売の範囲を広げ、他社のビジネスを コーディネートする事、他社に変わって仕入先や 販売先を開拓する請負業務も可能ですし、 長期滞在が可能なメリットを活かすべきです。

これからは単に外国から輸入した製品をそのまま日本へ提供するだけではなく、生産国や提供国のメリットを活かした 日本の市場にマッチした製品をプロデュース する方向へと変化してきています。