海外仕入先の開拓方法と関税について ~海外取引を始めるときの交渉のポイントと小口輸入の関税の支払い~
QUESTION
アメリカからドレスを輸入して、インターネット販売する事業を計画しています。
現地でアパレルメーカー、卸が集まっている地区があり、そこからドレスの仕入れをしたいと考えているのですが、なかなか取り合ってはくれません。なぜアメリカのメーカーは海外取引を嫌うのでしょうか?その理由、解決法を教えていただけないでしょうか。また海外取引の交渉のポイントなど教えてください。
また小口輸入の関税の支払についてもよく分かりません。税関から請求が来るのでしょうか?アドバイスお願いします。
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ANSWER
仕入先を効率的に開拓するポイントです。
1.インターネットで見つけて直接連絡する。
2.最寄りのアメリカ領事館に連絡して資料を貰う。
3.見本市に参加し業者とコンタクトをとる。
4.気にいったアメリカのメーカーの商品から連絡先を見つけて連絡する。
要は人からの紹介で取引先に連絡できない状態なら、直接連絡するのが一番の方法だと思います。
次に、海外取引が困難な理由についてです。
まず、すでに日本の会社と独占契約が結ばれているのではないかということが考えられます。独占契約が両者で行なわれていたら貴社の入る余地はないでしょう。
加えて、貴社の販売先や販売方法がそのメーカーのブランドイメージと合っているかという事です。メーカーもブランドイメージはかなり大切に考えていると思います。
あと一つは、支払方法かと思います。先に述べた2点をクリアし、支払方法が現金であれば販売に応じてくれるでしょう。そこから信用を得られれば、支払方法や取引方法も変更していけると思います。
最後に関税の支払い方法ですが、商品が日本に到着すると税関から連絡が来ます。通関方法は、税関で教えてもらえます。自分で手続をしなくても通関業者に依頼すれば指定の場所まで届けてもらえます。どちらを選択するかは、費用と手間を考えて判断しましょう。