開業に向けてどのように動けばいいのでしょうか?
QUESTION
カフェを開業したいと考えています。
まだ、構想段階ですが、駅近くで、地元の食材を扱ったメニューを出せたらと考えています。
開業の準備を進めていく中で、金融機関からの融資が必要になると思うのですが、その点について知識がありません。
また、開業に向けてどのように段階を踏んでいくべきなのか教えてほしいです。
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ANSWER 開業に向けての段取り・融資のポイントを解説します。
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カフェを開業されるご予定なのですね。ぜひ成功されますように応援しております。
開業に向けてステップを踏んで準備されることをお勧めします。以下のような行動が必要だと思います。
- どこのエリアで開業するか、場所の選定
- エリアを選定したら、不動産物件を探す
- 開業のために何にいくら必要かの試算
- 創業融資を利用するための知識の習得
- 融資を申し込みするまでに自己資金を貯める
- 事業計画書を作成する
- 金融機関へ融資を申し込みする
- 融資担当者との面談
- お客様を集めるためのマーケティング
開業資金の調達に関しては、日本政策金融公庫という国の金融機関を利用されるのがいいです。
融資を受けるには審査にパスする必要があります。そこで、金融機関が創業融資の審査をする際のチェックポイントについて解説します。融資について、融資担当者がチェックするポイントは、「財政状態」、「経営者としての資質」、「事業の見通し」という三つの視点です。
(1)財政状態
代表者本人の財産がどれくらいあるか、逆に借入金などの負債はどうか、という点です。当然、預金などの財産は多いほうが、負債は少ないほうがいいということになります。特に財産については、同居家族名義も含めて積極的に情報開示することが、高評価につながります。
(2)経営者としての資質
これは、「この事業をする経営者としてのスキルやノウハウをもっているか」という観点です。大切なことは、「経歴書」に、「今回の事業と関係する経験を積んでいる」ということが明確に分かるように記載することです。
(3)事業の見通し
これは、「事業計画書」で示すべきポイントです。予定しているビジネスの内容については、相手が中学生でも理解できるように、分かりやすく記載することがコツです。金融機関の担当者は、金融のプロですがビジネスのプロではないので、目新しいビジネスなどには詳しくないのが普通だからです。
最後になりますが、質問者様がカフェの開業に成功され、お店が繁盛されますことを祈念しております。
元日本政策金融公庫の融資課長として5000名以上の起業家を支援した上野アドバイザー。現在は、資金調達の専門家として活躍されております。融資を検討されている方にはうってつけのアドバイザーです。
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