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一口に資金調達といった場合、金融機関などからの借り入れ間接金融と、株や新株予約権による調達直接金融の大きく2つがあることはご理解されていると思います。

前者は返済が必要であるのに対し、後者は返済が不要、他方で、前者は会社の支配権には影響しないのに対して、後者は会社の支配権に影響するというのが大きな特徴です。

まずはこの特徴を理解した上で、どのような方法によるのか考えるのが良いと思います。もっとも、現実的には、資金需要が強ければ、あまり選んでいられないということもあろうかと思います。その場合、銀行といっても都銀もあれば地銀もあります、信用金庫、信用組合、政策金融公庫の融資が、VCからの調達よりは時間的に早く進むことが多いのは事実だと思います。

株式によってVCから調達する場合、事業計画や資本政策にも関わってくるので、審査に時間がかかることが多いです。VCの場合、単に利息で年率数パーセント取れればよい銀行などと違い、最終的にはM&A又は株式上場によって投資金額の数十倍、もしくはそれ以上のリターンを狙っていますので、そこまで見据えた事業計画・資本政策が必要になってくるからです。まずは銀行・信用金庫・信用組合・政策金融公庫といったところの融資をご検討されるのが良いと思います。

※ドリームゲートオンライン相談を参照