会社設立の際、出資を受けるのと借り入れではどちらがいいですか?

公開日: 2017/02/24  最終更新日: 2019/11/22

QUESTION

先日会社を辞め、自分で起業することに致しました。親戚からの借り入れによって会社を設立することになったのですが、その際親戚から出資を受けるという形と、私個人が貸借契約書を結んだ上で借り入れて出資する形それぞれのメリット・デメリットをご教示頂けませんでしょうか?

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ANSWER

メリットとしては、借入は返済しなければいけないですが、出資はたとえつぶれようと返済の義務がありません(信用は失いますが)。しかし、出資者が身内(親戚)であれば、そのメリットに差はないでしょう。

デメリットとして大きいのが、会社は誰のものかということです。口は出さないとはいえ、法的には親戚の方々の株式になりますので、万が一、出資者の方が差押えされると株も差し押さえられる可能性があります。また、儲かってきたところで口を出してきたり配当を要求してきたりすることもあります。このようなことから考えると、責任も明確になりますので、お金を借りて出資した方が良いと思います。