役員からの借り入れと毎月の返済額について
公開日: 2017/02/16
最終更新日: 2019/11/22
QUESTION
資本金以外で、会社が役員(自分)から現金を借り入れた場合、無利息で且つ、毎月の返済額を決定しないで、様子を見てその都度返済をしようと思っているのですが、問題ないでしょうか?
その際は長期借入金での処理で宜しいでしょうか?
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ANSWER
上記のケースであれば、長期借入金で処理してください。中小企業の場合、個人から会社が資金を借りていると言う事は良くあります。その際、個人は会社から利息をとっても良いですし、とらなくても良いです。
ただ利息をとった場合、利息が多すぎたりすると会社の支払利息が多すぎる分否認される可能性があります。市場の利息を使用してください。 というのは、個人は利益追及の組織ではありませんので、タダで貸しても良い事になっています。ただ多すぎると会社の決算上、法人税の租税回避では?との見解から否認されるケースがあります。ご注意ください。
ちなみに法人が個人に貸した場合は、法人は利益追求の団体ですから、必ず利息をとらなくてはなりません。これもご注意ください。